皆さん知ってましたか?
育児ストレスの1位は「一人の時間が持てないこと」だそうです。
よく5分でいいから、一人にしてほしい・・・なんて意見をネット上で目にします。
「5分て」大げさだろ、なんて思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
じゃあ実際育児中のママはどのくらい一人の時間があるのか実際に統計的に計算してみました。
我が家では子どもたちの朝の起床は7時、就寝は9時です。そこまでの間に、何回子どもたちに「ママ~」や「やって~」と呼ばれるのかを数えてみました。
結果、5歳の上の子は45回、1歳の下の子は89回でした。
上の子は9時から14時までは幼稚園に行っていますので、休日であれば、この1、5倍くらいになるのでしょうが、今回は平日バージョンで計算していきます。
単純に計算すると、上の子と起きている時間を共にするのは570分。うち、45回呼ばれているわけですから、平均12,6分におきに上の子の要求にこたえていると言えます。そして、下の子といる時間は720分、うち89回呼ばれているので、8,0分に一回は要求にこたえている計算です。
では、二人そろうと・・・?
どちらかでも子どもと接している時間は全体で720分、うち、二人合わせて134回の要求に対応するわけですから、5,3分に一回は母親は子どもの要求に直面しているわけです。
このうち下の子が多めに見積もって2時間(短いと30分、長いと1時間40分くらい)お昼寝をしてくれますので、こちらのバージョンで計算してみても、6,2分に一回の要求ペースです。
ただし、年齢がもっと低いきょうだいだったり、一人っ子でも年齢が低年齢であれば、もっと回数は多くなることが予想されます。
実際、この実験を行った日は、特に子どもたちに呼ばれる回数を多いとは感じず、むしろ落ち着いてすごしてくれているな、という印象でした。それでもこの数値。
ということは・・・
「5分だけでも1人になりたい」
というこの発言は、全く大げさなものではなく、むしろリアルな発言だということができますね。
何より、自分で数えてみてびっくりしましたが、自分は毎日100回以上もの他人の要求にこたえていたんだなぁ・・・と思うと、なんかもうそれだけで、自分頑張ってるじゃん、なんて思えてしまいました(^▽^;)
ではここで、この状況を、外に仕事を持っている人に置き換えてみます
すると、こうなります・・・
担当の案件の仕事を進めている途中
上司から、
「おい、悪いがこっちの案件も頼む」
「あ、はい!分かりました。すぐ内容を確認してみます。」
最初の案件は後回しにして、上司のものを優先し確認していると、5分後に別の上司から
「こっちのこのデータ、ちょっと今すぐ見てくれないか」
「はい!ただいま」
さらに5分後に
「あのー先輩、これなんですけど~」
繰り返されること一日中。もちろん食事中も、トイレに行ってる時も、こちらの都合など関係ね~の状況です。
どうです?
「ぐぁ~最初の担当案件がまったくすすまね~!!いったいいつ終わるんだぁ!!っていうか集中できね~!5分でいいから自分の時間をくれ!!」
ってなりませんか?
これが世のママの多くが悩む、
「家事(自分の担当案件)が全然進まない・・・」ってやつです。
だから、休日は
「お願い、パパ、子どもたち連れて公園に行ってきて」
ってなるのです。ここまで読んで、もうお分かりと思いますが、子どもがいるかいないかで、家事の作業速度は格段に変わりますからね。一人でちゃっちゃとやってしまいたいのです。
そしてこのサラリーマンエピソードですが、
これがさらに、専業主婦の方の場合、
無給&無休になるわけですね・・・。
5分おきに要求される新しい仕事に無休&無休・・・。
毎週とは言わない、せめて時々でいいから、お休みが欲しいですよね・・・。
色々書いてきましたが、一言でいえば、ママは本当に一人の時間がないのですよ・・・。
子どもにモテモテなのは非常にうれしいのですが、やっぱり、たまには
一人になれる時間が欲しいのです。
そして何より、一人の時間がもらえないのだとしても、その大変さを旦那さんや周りの人に理解してもらえる。それだけで心の支えになります。
子育ては、だれか一人だけの仕事ではありません。みんなで支えあって、笑顔の子育てがしていけたら素敵ですよね^^
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